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kn_20_p79	pdf	1.07 MB	53

論文情報

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アイテムタイプ	紀要論文
タイトル	Why Did a Journalist Want to Become a Statesperson? : In the Case of Tanzan Ishibashi
その他のタイトル	石橋湛山はなぜ政界への進出を志したか : 戦前の言論人としての活動を手掛かりに
著者	著者名 SUZUMURA, Yusuke
	著者名 鈴村, 裕輔
言語	eng
ISSN	18838596
DOI	https://doi.org/10.15002/00026763
出版者	法政大学国際日本学研究所
雑誌名	国際日本学
	INTERNATIONAL JAPANESE STUDIES
巻	20
開始ページ	79
終了ページ	94
発行年	2023-02-10
著者版フラグ	Version of Record
抄録	1910年代から言論活動に従事した石橋湛山（1884-1973）は、戦前は東洋経済新報社の発行する『東洋時論』を経て経済専門誌『東洋経済新報』を中心に経済、政治、外交、文化など多岐にわたる分野に関する評論を行った。また、戦後は1946年に大日本帝国憲法下での最後の総選挙となった第22回衆議院議員総選挙に出馬して国政に関わるようになった。その結果は落選であったものの、言論人が政治家を目指したことは、活動の場を言論から実践に移す試みの一つとして見逃せない。従来の石橋湛山に関する研究では戦前の言論活動と戦後の政治活動との間の関連について十分な検討がなされてこなかった。そこで、本論では、石橋湛山の言論活動について、その代表的な所論である「小日本主義」や金解禁論争に注目し、議論の内容と実際の政策への影響を検討した。その結果、石橋が政策の提案や当局の批判によっては実際の政治を改めることが出来ず、自分自身が政治に関与しない限り所説を実現できないことを自覚したことが、戦後の政界への進出に繋がったことを明らかにした。
資源タイプ	Article
書誌レコードID	AA11914954
インデックス	資料タイプ別 ＞ 紀要 ＞ 国際日本学
	205 国際日本学研究所 ＞ 紀要 ＞ 国際日本学 ＞ 20

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