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chiri_41_p35	pdf	3.78 MB	61

論文情報

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アイテムタイプ	紀要論文
タイトル	<研究ノート>長野県古海盆地の静穏晴夜における冷気湖現象に関する小気候学的考察
その他のタイトル	<Research Note> Local-climatological Study of the Cold Air Lake in the Furumi Basin, Nagano Prefecture
著者	著者名 安藤, 博之
	著者名 ANDO, Hiroyuki
言語	jpn
ISSN	09125728
DOI	https://doi.org/10.15002/00025953
出版者	法政大学地理学会
雑誌名	法政地理
	JOURNAL of THE GEOGRAPHICAL SOCIETY OF HOSEI UNIVERSITY
巻	41
開始ページ	35
終了ページ	44
発行年	2009-03-10
著者版フラグ	Version of Record
キーワード	古海盆地
	冷気湖
	斜面下降風
	放射冷却
	接地逆転
	Furumi basin
	cold air lake
	katabatic wind
	radiative cooling
	ground invertion
抄録	2008年10月30日の夕方から31日の夜明けまで，長野県上水内郡信濃町古海地区の小盆地を対象とした小気候観測の結果を吟味したところ，静穏晴夜時の冷気湖現象として以下の諸点が把握された．①夜間を通して接地逆転層が形成され，その逆転強度は最大で5.4℃/100mとなった．②地点ＦやNo.3など斜面下降風によって接地層の大気が攪拌されにくい地点では放射冷却による気温低下が進み，その極値は－1.4℃を記録した（No.3）．③放射冷却の妨げとなる要因は，雲量の多少，および地表面付近での風の存在であることを再確認できた．④地点Ｆ付近での夜間（03時頃）の昇温現象は，01時頃から地上40m付近を吹走していた南寄りの風が暖気塊を伴いながら次第に高度を下げて，接地層の大気を攪拌したことが原因と考えられる．⑤昇温を生起させる風は南寄りの風に限定される．
資源タイプ	Article
書誌レコードID	AN00226190
インデックス	資料タイプ別 ＞ 紀要 ＞ 法政地理
	102 文学部・人文科学研究科 ＞ 紀要 ＞ 法政地理 ＞ 41

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