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chiri_40_p21	pdf	5.64 MB	113

論文情報

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アイテムタイプ	紀要論文
タイトル	岩手県藪川地域の低温に関する小気候学的研究
その他のタイトル	Local-climatological Study on Nocturnal Cooling in the Yabukawa Region, Iwate Prefecture
著者	著者名 佐藤, 典人
	著者名 加藤, 美雄
	著者名 塩谷, 恭正
	著者名 木村, 成彦
	著者名 櫻井, 三千男
	著者名 狩野, 真規
	著者名 中西, 淳
	著者名 横須賀, 礼子
	著者名 SATO, Norihito
	著者名 KATO, Yoshio
	著者名 SHIOYA, Yasumasa
	著者名 KIMURA, Naruhiko
	著者名 SAKURAI, Michio
	著者名 KANO, Masanori
	著者名 NAKANISHI, Atsushi
	著者名 YOKOSUKA, Reiko
言語	jpn
ISSN	09125728
DOI	https://doi.org/10.15002/00025943
出版者	法政大学地理学会
雑誌名	法政地理
	JOURNAL of THE GEOGRAPHICAL SOCIETY OF HOSEI UNIVERSITY
巻	40
開始ページ	21
終了ページ	36
発行年	2008-03-10
著者版フラグ	Version of Record
キーワード	藪川地域
	小気候
	日最低気温
	冷気流
	Yabukawa Region
	local-climate
	daily minimum temperature
	cold air drainage
抄録	気象庁のアメダス観測網の本州おいて，もっとも気温が低い地点として，岩手県藪川(＝Ａ藪川）が従来から指摘されてきた．その気温低下の背景を解明する狙いで，現地観測を基礎とする小気候学的見地から解析を試みた． その結果，高気圧に覆われた気圧傾度の緩い夜間に，Ａ藪川（外山地区）では気温低下が生じやすい．しかし，独自に現地に設置した測器の観測値や移動観測などの結果を照合すると，この藪川地域（外山地区と藪川地区）では，日々の天気によってＡ藪川以上に低温を記録する藪川地区の藪川小中学校や同・亀橋分校（観測当時）などの地点もあった．一方，岩洞湖や外山湖などの湖岸では夜間に高温を示す．さらに高気圧に覆われた時の早朝に気温が極度に低下しやすいＡ藪川では，東寄りの弱風が吹送している．この地表近くの微風は現地での小気候観測の結果，外山川の支流・大石川上流からの冷気塊の流れと判明した．それが放射冷却に加えてＡ藪川の気温低下に相乗的な効果を招来している．
資源タイプ	Article
書誌レコードID	AN00226190
インデックス	資料タイプ別 ＞ 紀要 ＞ 法政地理
	102 文学部・人文科学研究科 ＞ 紀要 ＞ 法政地理 ＞ 40

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