統合政府による一般均衡動学モデルの作成および日本の財政・金融政策への適用

宮崎, 憲治; MIYAZAKI, Kenji

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Permalink : https://hdl.handle.net/10114/00025695

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論文情報

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アイテムタイプ	研究報告書
タイトル	統合政府による一般均衡動学モデルの作成および日本の財政・金融政策への適用
その他のタイトル	Dynamic general equilibrium models introducing the consolidated government sector
著者	e-Rad 研究者番号 10308009 著者名宮崎, 憲治
著者	著者名 MIYAZAKI, Kenji
言語	jpn
雑誌名	科学研究費助成事業研究成果報告書
開始ページ	1
終了ページ	6
発行年	2021-05-25
著者版フラグ	Version of Record
キーワード	統合政府
	金融政策
	財政政策
	日本経済
	一般均衡
内容記述	研究分野：経済政策
抄録	研究成果の概要 (和文) : この研究プロジェクトでは、財政政策と金融政策の両面からいくつかの論文を発表してきた。財政政策面では、日本の要素所得に対する平均限界税率の推定値を用いて、税収弾性値が社会保障費控除なしでは1より大きく、控除ありでは1より小さいことを示した。税収弾性値は、控除なしで税率が比例する場合には常に1であり、控除がある場合には1から乖離することを理論的に示している。金融政策面では、信用創造を伴う銀行業の産業組織モデルを用いて、伝統的および非伝統的金融政策がマネーストックに与える影響を検証している。非伝統的金融政策として、量的金融緩和、質的金融緩和、超過準備残高に対するマイナス金利を考察する。
抄録	研究成果の概要 (英文) : This research project has produced several papers in both fiscal and monetary policy aspects. On the fiscal side, one paper uses estimates of average marginal tax rates on factor incomes in Japan to demonstrate that the tax revenue elasticity is greater than 1 without social security deduction and less than 1 with such deductions. It theoretically shows that the tax revenue elasticity is always 1 when tax rate is proportional without deduction and that it deviates from 1 with tax deduction. On the monetary side, another paper uses an industrial-organization model of the banking industry with money creation to examine the effect of conventional and unconventional monetary policy on the money stock. It considers quantitative monetary easing, qualitative monetary easing, and a negative interest rate on excess reserve balances as unconventional monetary policy.
助成	文部科学省科学研究費補助金[基盤研究(C)（一般）]　課題番号：17K03719　研究期間：2017-2020
資源タイプ	Working Paper
インデックス	資料タイプ別＞科研費報告書
インデックス	401 科研費報告書＞ 2020(令和2年)年度科学研究費補助金研究成果報告書