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このアイテムのアクセス数:
414
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(
2024-10-06
07:44 集計
)
Permalink : https://doi.org/10.15002/00014462
Permalink : https://hdl.handle.net/10114/13813
閲覧可能ファイル
ファイル
フォーマット
サイズ
閲覧回数
説明
kss_6_shimizu
pdf
467 KB
743
論文情報
ファイル出力
アイテムタイプ
紀要論文
タイトル
<研究ノート>明治期公立小学校「屋外運動場」の形成過程に関する研究東京都の小学校の事例から
著者
著者名
清水, 永一
著者名
Shimizu, Eiichi
言語
jpn
ISSN
21875790
DOI
https://doi.org/10.15002/00014462
出版者
法政大学公共政策研究科『公共政策志林』編集委員会
雑誌名
公共政策志林
公共政策志林
巻
6
開始ページ
187
終了ページ
201
発行年
2018-03-24
著者版フラグ
Version of Record
キーワード
屋外運動場
体操
公立小学校
設備準則
教則綱領
教育勅語
抄録
公立小学校の学校空間は校舎・屋内体育館・プールなどの建築物・構築物とそれ以外の空地で構成されている。この空地は校庭と呼ばれ,あるいは運動場と呼ばれる。本論文は,この空間が創生された経緯と過程を探るものである。この空間でいつごろから,どんな体操・運動が行われてきたのか。明治時代の文部省の小学校の体操という教科に対する考え方を探り,それを実践する現場である屋外運動場という施設がどんな考えで整備されてきたのか。東京府の農村部と近郊の公立小学校の事例を比較して検証する。公立小学校はその学校が存する自治体が創設する。学制により小学校が創設された当初は,どこの自治体でも急増する就学児童を学ばせる教室の確保で手いっぱいであった。今日では当たり前に併設されている運動場も用地がなく,それを整備する予算もなかった。明治政府が学制を制定した当初,文部省内でも教育制度の未整備な時期が続き,資金不足から運動施設補助制度もなく体操教科の選定,授業配分時間数等の内容は変化した。これは新生明治政府の西洋をモデルにした教育制度,教科課目の「日本化」が確定できない模索の過程であった。 これらの制度等がほぼ確定したのは初代文部大臣森有礼が就任する時期である。第一回帝国議会が開催され,大日本帝国憲法が発布された時期に体操が正式科目となり,合わせて運動場施設整備が進むことになった。本論文の時代背景は,江戸時代末の寺子屋から明治新政府による学制に基づく尋常小学校が各自治体に創設された明治初期から帝国議会開催,大日本帝国憲法発布までの時期とする。
資源タイプ
Article
書誌レコードID
AA12714757
インデックス
資料タイプ別
 > 
紀要
 > 
公共政策志林=Public policy and social governance
152 公共政策研究科
 > 
紀要
 > 
公共政策志林=Public policy and social governance
 > 
6
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